2019年01月04日
がん早期発見への新技術
健康情報

<血液1滴で卵巣がんの判別>
・国立がん研究センターなどの研究チームは、血液1滴を使った検査法で卵巣がんを98.8%の
高い確率で判別することに成功したと発表しました。血液中に分泌される微小物質「マイクロRNA」
を堅守することで、13種類のがんの有無を同時に診断できる検査法です。特に卵巣がんは自覚症
状が現れにくいため、早期発見や治療向上につながる成果として期待されます。
<尿で乳がんや大腸がんを発見>
・日立製作所は、国内で初めて尿で乳がんや大腸がんを発見する技術を確立しました。尿に含まれ
るアミノ酸や脂質の中から、がんの目印となる約30種類の物質「バイオマーカー」を解析して乳
がんや大腸がんを見分けます。2020年代の実用化が目指されています。
<血液検査でがん遺伝子の異常を発見>
・国立がん研究センターは、大腸がんや胃がんなどに関係する73種類の遺伝子異常を血液検査で
調べて、治療に役立てるいし主導の治験を始めたと発表しました。血液を採取するだけで、がん細
胞から放出されたDNAを検出することが可能となります。現在は内視鏡や廃rでがん組織を採取して
おり、患者の負担が大きくなっていますが、血液で分かれば検査を繰り返し行うことができ、治療
効果の高い抗がん剤を運びやすくなります。
<AIでがんの早期発見>
・人工知能(AI)をがんの早期発見に活用する技術が、様々な研究機関で開発されています。CT画
像や内視鏡画像をAIで分析し、高い精度でがんを検出することができるようになり、肉眼ではわか
りにくい小さながんでも発見できる可能性があります。また、患者から採取した細胞を分析しがん
を判定する「病理検査」でAIを活用する技術では、これまで約30分かかっていた検査時間が約2
分に短縮することができます。
★この内容は、「日本成人病予防協会」発行の
「予防医学学術刊行物167号」 2018年健康のための最新情報より
抜粋しました。
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