今日は冬の天気と感染症についてご紹介します。

◆ウイルスや細菌による感染症は１年を通して発症しますが、空気が乾燥して気温が低くなる冬の季節
　は感染症のピークを迎える時期でもあります。

◆その理由として、
　（１）低湿度・低気温の環境
　　　　ウイルスや細菌にとって居心地がよく、長生きできる環境である。
　（２）空気の乾燥
　　　　空気の乾燥によってくしゃみ・咳の飛散度が上昇します。
　　　　ウイルスや細菌が空気中に長時間滞在することで感染力が上昇します。
　（３）免疫力の低下
　　　　体温が低下すると基礎代謝が落ち、免疫力を担っている細胞の働きも低下します。
　　　　また、本来ウイルスや細菌の侵入を阻止している気管支や鼻、のどなどの粘膜が乾燥し、傷が
　　　　つくことでウイルスや細菌の侵入を許してしまいます。

　★これらのことから、冬の乾燥した気候は
　　　　ウイルスや細菌による感染をまん延させる原因となります。★