今回は、冬を快適に過ごす生活術についてご紹介します。

◆上手な体温管理

　★暖房器具の使い方
　＜エアコン＞
　　・室内で過ごすことの多い冬は暖房器具が欠かせません。
　　・エアコンは部屋全体を温めるのに適しており、電気ストーブに比べて少ない電気で部屋を暖め
　　　ることができます。
　　・しかし、部屋が乾燥しやすくなる特徴があるため、加湿器と併用して使い部屋の空気の乾燥を
　　　予防すると良い。　　
　＜石油ストーブ・ファンヒーター＞
　　・比較的安価で部屋ごとへの持ち運びも簡単なため重宝しますが、
　　　①火災などの原因となる
　　　②長時間部屋を閉め切ったまま使用すると酸素不足となるため一定時間ごとに部屋の換気が必要
　　　など取り扱いには注意が必要です。
　　・また、部屋の湿度が高くなりやすい特徴があるため、除湿器と併用すると良い。

　　　　　　▲湿度の目安は、５０～６０％です。

　★部屋を暖かく保つ方法
　　・外からの冷気を遮断しエアコンの暖かい空気を外へ逃がさないためにカーテンの丈を長くした
　　　り、厚手の生地のものを使用する。
　　・熱が一番逃げやすい場所は、「窓」です。
　　　窓から熱を逃げにくくするためクッション材として使用する「プチプチ」を窓ガラスに貼るな
　　　どして使用すると保温・断熱効果が得られます。
　　　「水貼り用プチプチ」がホームセンターなどで入手でき、簡単に貼ることができます。

　★洋服の選び方
　　・冬の洋服選びをするときは、生地やサイズ、重ね着をするものなどを考慮することが大切です。
　　・厚手の服を１枚着るよりも薄手の服を重ね着した方が暖かく感じることができます。
　　　重ね着をすることによって洋服と洋服の間に空気の層が出来、体からの熱を逃がさず保温効果
　　　が高まります。
　　・しかし、何枚も重ね着をしたり、窮屈な服を着たりすると、空気の層が押しつぶされ保温性が
　　　下がります。
　　・また、冬でも汗をかくので、着こむことによる通気性の悪さから衣服が蒸れ、その水分に体温
　　　を奪われ身体が冷えるという状態を招きます。そのため、適度に余裕のある服と、着こみすぎ
　　　ない重ね着を心がけることが大切です。

　　　
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